倉敷美観地区
スタッフブログ今は昔、お得なきっぷで、岡山に行ってきました。こだまで行くと、とんでもなくお得なのです。
今回はただのこだまではなく、新世紀エヴァンゲリオンの世界観を再現した「500 TYPE EVA」です。
外観のみならず、前方車両内部は座席が取り外され、実物大のコックピットを再現し、搭乗体験ができたりします(要事前申込)。
車内自動放送もエヴァンゲリオンのキャラクター「渚カヲル」がアナウンスをし、到着メロディーも主題歌「残酷な天使のテーゼ」だったり、エヴァンゲリオンファンはたまらないことになっています。
ぶっちゃけ、私はあまり興味がないので、2席+2席のグリーン仕様の6号車でゆったり寛げるのが何よりの喜びでした。
岡山で特急やくもに乗り換えて、ようやく倉敷に到着。
美観地区を目指して、ちんたらぽんたら歩きますと、どうしても気になるのがご当地マンホール(蓋)。
どんなマンホールに出会えるか、旅の楽しみのひとつです。
倉敷市は市花「藤」をモチーフにデザインされているようです。
美観地区にさしかかりますと、古い家並みと近代建築が融合し、素敵な町並みとなっています。
写真左上は中国銀行倉敷支店倉敷本町出張所で今は閉鎖されています。写真左下は蔵を利用したバーのようなお店でした。閉まっていたので定かではありませんが。
はい、やってきました、お馴染み美観地区です。
風に揺られる柳の間から、白壁と瓦の灰色が見え隠れし、水面に空が映り込む、こんな景色がたまらなく好きなんです。
特に目を引くのが、なまこ壁の建物ですよね。
なまこ壁は防火、防水の役割があるそうで、壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地に漆喰をかまぼこ型に盛って塗るそうです。その目地の形がなまこに似ているから、そのように呼ばれているそうです。
なまこ壁は奥が深く、何種類もの塗り方あるようです。
今回見ることができたのは(写真上)四半張り(写真下)馬乗り張りです。
職人さんの技が冴え渡っていますね。